プラバン席札

このページではプラ板にゲスト名を印刷し、オーブンで焼いて席札にします。マーブル模様にしたり、星やハートのプチ飾りも手作りします。

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作り方のポイント

プラ板に水性インクで印刷するのでインクをはじかないよう、そして剥げないように工夫します

材料

プラバン席札を手作りするのに必要な材料は以下の通りです。

プラ板

透明プラ板

制作事例の席札は100均の厚さ0.2mm、透明タイプのプラ板を使用。


ヘアスプレー

ヘアスプレー

吹き付けるとプラ板がインクをはじかなくなります。


白のスプレー塗料

スプレー塗料

席札に吹き付けてインクを定着させます。事例では扱いが楽な水性塗料を使用。


マニキュア&うすめ液

マニキュア&うすめ液

2色のマニキュアで席札をマーブル模様にします。ネイルアートと同じ要領です。


丸カン

丸カン

プラ板を連結します。100均にありますが、専門店が割安かも。


道具

プラバン席札の制作には定規やカッターなど基本的な道具の他に以下のものを使用しています。

オーブントースター

オーブントースター

温度調節機能などはなくてOK!事例では物置にあった15年前のトースターを使用。


クッキングシート

クッキングシート

プラ板がトースターに付かないよう、下に敷きます。


ポスカ

ポスカ

プラバン工作の定番アイテム!今回はプチ飾りの着色に使いました。


一穴パンチ

一穴パンチ

6mmくらいの穴をあける道具。文具店や100均で売っています。


メガジャンボクラフトパンチ

メガジャンボクラフトパンチ

特大サイズのクラフトパンチ。プチ飾りを打ち抜くのに使いましたがカッターでもOK!


お知らせ:手作りタイプ席札を発売しました

ゲストへのメッセージが飛び出すスライド席札の販売を始めました。自分で印刷して組み立てるタイプです。

スライド席札
1冊130円です

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席札のサイズ

プラ板は焼くと縮みます。以下に、席札のサイズを入力するとそれを作るのに必要なプラ板の大きさを計算するフォームを作りました!

計算フォーム

分の1に縮むプラ板で
高さmm 幅mmの席札を作る場合

元のプラ板は
高さmm 幅mmにします

席札の原稿

プラ板に印刷する原稿はワードで作りました。ワードの操作法はワードで席札を作るのページで!※操作説明はワード2010のものです。

長方形を描く

ワードのページレイアウトをA4横長に設定し、前章で決めたプラ板サイズの長方形を描きます。制作事例では190×50mmにしました。

プラ板サイズの長方形を配置
ガイドとなる長方形を配置します

ゲスト名を配置

テキストボックスを使ってゲスト名を配置し、ガイドの長方形に収まるよう調整します。後で席札の両端に穴をあけるので、それも意識してください。

テキストボックスをガイドの上に配置する
長方形に収まる大きさでゲスト名を配置
プラバン席札のレイアウト
両端に穴をあけられる余地を残します

ストライプ模様

平行四辺形を4つ配置し、等間隔に整列させてストライプ模様にします。ゲスト名が見えない場合は重なり順を変更します。

ワードでストライプ模様を作成
図形を並べてストライプ模様を作ります

色の調整

プラ板は縮むと色が濃くなるので、ストライプの色は薄すぎるくらいがオススメ。濃度の調整は透過性という項目で行うのが簡単です。

席札の背景をピンクに変更
作例では淡いピンク色にしました
濃淡は透過性で調整
色の濃さは透過性という項目で調整すると簡単

反転印刷

この原稿は反転させてから印刷します。反転印刷のやり方が判らない場合はワードで席札を作るのページを参考にして下さい。

反転印刷
後でこの紙にプラバンを貼って再度印刷します

プラ板に印刷

プラ板は水を弾くので、先に下準備を済ませてから印刷します。

※印刷は自己責任でお願いします

プラ板を切る

プラ板は印刷する前に前の章で決めた大きさにカット。両サイドにストラップを通す穴をあけます。

席札にした時にストラップを通す穴をあける
プラ板をカットして両サイドに穴を空けます
プラ板のカットと穴あけ
角は丸くしました

親水加工

プラ板がインクを弾かないよう、印刷する面にヘアスプレーをかけます。

プラ板にヘアスプレー
プラ板にヘアスプレーをかけます

プラ板を印刷する

原稿を印刷したA4の紙を用意し、プラ板をその紙に貼り付けて再度印刷します

プラ板を紙に貼りつけ
両面テープで紙にプラ板を貼りつけます
プラ板は紙に貼って印刷
紙ごと印刷します!

席札をマーブル模様にする場合、ストライプ模様は非表示にして文字だけを印刷します。

プラバン席札の印刷例
上がマーブル模様用の席札

強くこするとインクは落ちるので、焼きの工程が終わるまではなるべく触らないで!

プラ板の印刷失敗
強くこすると落ちますので

プラ板を焼く

オーブントースターやプラ板は非常に熱くなるので作業は必ず手袋を付けて行ってください。

オーブンに入れる

オーブン内の温度にムラがあるとゆがむのでしばらく空焚きしてから、印刷面を下にしてプラ板を入れます

プラ板をオーブンに入れる
くっつかないようにクッキングシートを敷きました

取り出し

焼くととプラ板はクルッと丸まりますがそのまま加熱を続け、平らに戻ったらオーブンから取り出します

縮んでいくプラ板
ビックリするくらい丸まりますが大抵は戻ります
縮み終わったプラ板
平たくなったら取り出します ヤケドに注意!
席札の焼き上がり
焼きあがった席札 上はマーブル用

ストライプの仕上げ

ストライプの席札は印刷した面に白のスプレーを吹き付ければ完成。かけ過ぎると印刷が溶けるので注意!

席札に塗料を吹き付ける
塗料を付けたくない表側はセロテープでマスキング
ストライプ模様の塗装が完了
厚塗りしたい時は乾いてから重ね塗りします

マーブル模様

マーブル模様はマニキュアを使い、ウォーターマーブルネイルの要領で作ります。

マニキュアを垂らす

水面に2色のマニキュア液を交互に垂らします。垂らしたマニキュアが固まってしまった時はそれを端に寄せて再挑戦!

マニキュアを使ったマーブリング
固まったら水を変えずにもう一度!

マニキュアは広がって膜が薄くなるとすぐ固まります。きれいな水は広がりやすいので、再挑戦の時は水を変えずに!

マーブリングの元になる目玉模様
目玉模様ができました

マーブル模様にする

目玉模様ができたら楊枝で席札の大きさに広げます。膜が出来たら端によけ、液状の部分だけで作業を続けます。

楊枝で水面を切ってマーブル模様にする
楊枝でマーブル模様にします
マーブル模様を席札サイズにする
広げると固まりやすくなるのでここは手早く!

席札を水に沈める

席札は表側をセロテープでマスキングして塗料が付かないようにしておき、印刷した面を下にスッと水に沈めます。

席札をマーブル塗装でコーティング
途中で手を止めたりせずスムーズに沈めます

残ったマニキュアを取り除く

水面に残ったマニキュアをティッシュなどで取り除き、席札を取り出せばマーブル模様になっているハズ!

マーブル模様になった席札
きれいなマーブル模様になっています!

スプレー塗料をかける

水から出した席札を乾燥させ、白のスプレーを吹き付ければ完成!

席札が乾いたらスプレー
スプレーは薄く!濃くしたい時は乾いてから2度吹き
マーブル塗装の席札
マーブル塗装の席札が完成!

プチ飾りを作る

席札の左右に付けるプチ飾りは、大型のクラフトパンチで型抜きしたプラ板にポスカで着色しました。

メガクラフトパンチで型抜き
クラフトパンチを使えばこんな形が簡単に作れます
プラ板にポスカで着色
ポスカで着色
プチ飾り完成
焼きあがったプチ飾り

席札の完成

席札とプチ飾りは丸カンで連結しました。

席札は丸カンで連結
パーツの連結には丸カンを使用
ストラップ付の席札
ストラップを付けてみました

その他の手作り席札

他にも手作り席札の手法を色々紹介しています